「勝っても負けてもやれることをやり切りたい」

　11日（火）から小倉競輪場で開催しているF2ミッドナイトガールズ『ウィンチケット×ＨＰＣＪＣ』は初日が終了。第2レースで優勝候補筆頭の大久保花梨を巧追した又多風緑（石川・122期）は2着スタートも悔しさを滲ませる。

　「去年の12月の川崎で（日野）未来さんをまくってからずっと決勝に乗れているし、そのレースで自信もついて脚も動くようになった。メンタルも強くなった。前回の名古屋で良いレースをしたと思っています。何もせずに終わるよりも何かして何かを得て帰った方がいいなって」とマインドを変えて、ひとつのレースがきっかけとなり、一気に成績を上げた。

　「仕掛けたいところで渡口さんと合ってしまって。初日は500いくつもりだったんですけどね…いけなかったから悔しい。いけないとわかってからは冷静に走れた。落ち着いていけたけど、自分のレースをしたかった」と結果こそは良いが、内容が良くなかったと振り返る。

　「いまが頑張り時だと思っている。勝っても負けてもやれることをやり切りたい」と気合が漲っている。まだ点数こそなく、2日目も4番車となるが、好調をキープしているだけに、今節のダークホースとなりえるかもしれない。

　明日の又多風緑は1レースに出走。発走予定時刻は20時50分となっています。

• 選手詳細データ

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  又多風緑 選手石川・122期