奥井迪を差し切った

　京王閣競輪ガールズFI『高木真備日本名輪界カップ』は、2月28日（金）に初日が行われた。ガールズ6レースは、田中月菜（佐賀・118期）が奥井迪を差し切った。

　周回中から奥井をマークした田中は、カマシを巧追して、ゴール前で差し切った。予選の勝利は、昨年6月武雄以来。久々の予選1着を、満足気な表情で振り返った。

　「奥井さんの真後ろだったけど、一番後ろだったから、どっかで動こうかなとも思った。でも、ジャン前くらいにきたら、さすがに奥井さんもカマすしかないだろうなと思って、付いていました。踏み上がりがきつかったし、バックでは差せる感じはなかった。2センター過ぎに、（車を）出せるかなと思って踏んだら、思ったよりも出たんで、いけるかもと。奥井さんとは一緒に練習させてもらったこともあるし、前も差したことがあるんですよ。相性が良いのかも。去年の12月くらいから練習を変えて、そこから良い感じです」

　予選2も、奥井との再戦となった。「この次が大事だし、そこまで喜ばずに。次につなげていきたい」と、気持ちを引き締めた。

• 選手詳細データ

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  田中月菜 選手佐賀・118期