開設71周年記念『ゴールドカップレース』が開幕 ~京王閣競輪場~

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鈴木竜士
吉澤純平の番手から勝機を見出す鈴木竜士選手
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佐藤慎太郎
賞金加算へ初日から集中力を研ぎ澄ませる
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寛仁親王牌終了時点での賞金ランキング
移籍後初の地元戦に挑む

 10月24日(土)から京王閣競輪場を舞台に開設71周年記念『ゴールドカップレース』が幕を開ける。今シリーズはS班4名に加え、予選にも競走得点110点オーバーの機動型3名がスタンバイ。今年もグランプリ出場を賭けた賞金争いは白熱しており、初日から目が離せない。初日特選で関東勢の中核を任されたのは5月に東京へ移籍して初のホーム戦となる鈴木竜士(107期・東京)だ。
 「今は練習自体が室内メインなので、5月に移籍してからもバンクに入って練習はしていないので今回がぶっつけ本番ですね。でも京王閣は相性が良いので。前回も優勝できたし体は動いている。状態は抜群に良いと思います。初日は(平原に)任せてもらえたので純平さんの番手でしっかり。あまり気負い過ぎずに普通に、普通に頑張りますよ。最低でも決勝じゃなく、最低でも優勝って思って走れれば」
 
 昨年度のグランプリ王者佐藤慎太郎(78期・福島)は寬仁親王牌が終了した時点で賞金ランク7位。5位につけている和田健太郎と10位の新田祐大まで4千万円台で熾烈な賞金争いを演じており、今回を含めて次走の四日市記念までを競輪祭前の大事な戦いであると気を引き締めて戦い抜く。
 「本当はもっと高い位置に居たいと思っていたんですけどね。こうなってくると、一戦、一戦の重みが変わってくる。競輪祭前までに選考用賞金を5千万台には乗せておきたいから今回と四日市記念で頑張らないと。岩本(俊介)君は過去に何度も連係したこともあるし、任せます」 

細川和輝記者

2020年10月23日 16時30分

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