梶応弘樹選手 プロフィール

梶応弘樹選手の基本情報

ycm
  • 指数

    58
  • パワー
    ランク

    21
  • カジオコウキ 梶応 弘樹

    登録地 愛媛

    年齢 58歳

  • 期別 57期

    登録番号 011431

    戦法 追込

    調子

  • 今期級班 A級2班

    前期級班 A級2班

    次期級班 A級3班

  • 直近4カ月得点 79.11

    今期得点 79.11

    前期得点 81.27

  • 練習地 松山

    生年月日 1965年10月21日

能力値チャートA級

204060801000機動力ダッシュ差し脚デンジャー実績ポテンシャル
ポテン42実績95デンジャ27差し脚32ダッシュ10機動力11

戦法タイプ

先行タイプダッシュタイプ追込タイプ204060801000
先行タイプ3ダッシュT3追込タイプ50

梶応 弘樹選手 スポット・インタビュー

まだまだ勝負がしたい

梶応 弘樹

梶応 弘樹

 デビューして今年で35年目。落車などで蓄積されたダメージがあったのだろう。股関節に痛みを感じ、「一昨年ぐらいからレースにならない感じがあった」と話す。リハビリでの回復を期待したが状態は改善されないまま。A級に落ちた今年1月に股関節の関節唇損傷及び骨頭部のクリーニング手術を受けることを決断した。
 「股関節がうずいて夜寝られなかったり、レース後に歩けないこともあった。手術はしたくないのでリハビリで変化を待ったけど、正月の小倉を走った時点でこのまま走るのは無理だと思った。1月に予約を入れて、4月27日に手術をした」
 医師には「スポーツ選手で股関節にメスを入れて、復帰した人はいない」と説明された。それでも「レース途中で離れたりとかはお客さんにも失礼。引退するか、手術してチャンスをうかがうか」。その時点で年齢は54歳。悩んだが、そのまま引退しても同じ。何より「まだ、もうしばらく勝負がしたい」。その思いが強かった。
 「先生に脅されながらだけどやってみて、それでも前に付いて行けないなら引退。6月末まで入院して、7月から練習をはじめた。走りながら戻そうと思って8月に復帰したけど、最初の2場所はどうにもならなかったね。先生には『半年ぐらいしたら力が入るようになる』と言われてたけど、思いのほか戻るのが早かった。早すぎるかなってぐらい」
 9月武雄ではまくり気味に追い上げたりと動きが変わってきていた。そして10月別府では復帰後初勝利。ここまでは順調に回復している。
 「1着いけたのはすごくうれしかった。手術する前は本当につらくて、もう走れないって状況もちらついてた。千切れて諦めたみたいなレースになるのは嫌だったし、今はゴールまで一生懸命走れるようになったのが。それができはじめただけでもね」
 9月に西川親幸が通算取得賞金10億円を達成した。小川巧、清水広幸もS級で活躍と、まだまだ同期も頑張っている。
 「10億円はひとつの目標だね。でも以前、調べたときに西川、小川が9億で、俺は8億だったから俺は遠いかな。どのレースでも楽しいけど、ただ戻れたってだけでは面白くない。戻れるものならS級で。この歳で復帰できたら応援してくれる人にも話題になるでしょ。同期も頑張ってるし、まだまだ若い子に負けないように頑張りたい」
 叶うのならば再びS級で―。いくつになっても梶應の闘争心が消えることはない。

2020年11月6日 更新

ページトップへ