小野俊之選手大分Ａ級３班プロフィールスポット・インタビュー｜　当たる競輪（けいりん・KEIRIN）無料予想はエンジョイ

　半年間のＡ級戦を経て、再び小野俊之があるべき場所に帰ってきた。復帰戦は７月小松島記念。初日から「新人は毎レースが勝負」と口にしたように、シリーズ４日間、新鮮な緊張感のなかに身を置いた。
　「（初戦の小松島を）終わってみて、とにかく自分に悔しかった。Ａ級の中盤、後半と色々自転車を試してたのが、これじゃないなっていうのも感じた。でも、新鮮な刺激が入りましたね。今までＳ級は当然走るところだったけど、今は初めて上がった20年前と同じ感覚。負けたくないって、ギラギラした感じがある」
　Ａ級の半年間も小野にとっては貴重な時間だった。
　「またデビューした感じ。冷静に自分を見つめ直すことができたし、競輪に臨む姿勢とか再デビューのような気持ちで戦った。同県にかぎらず、九州の若手と同じ開催になることも多かったから、そこで少しでも自分が刺激を与えられればと思ったし、本気でやればＳ級に行けるってところを教えたかった。これから自分は40歳からでもどこまでも行けるってことを見せていきたい」
　再びはい上がるためのモチベーションになっているのは村上義弘の存在だ。年齢は２つ上だが、いまだに一線級で活躍。小野がＳ級最終戦だった昨年末のグランプリ、そして復帰戦となった小松島記念を村上が制したのも何かの縁だろう。
　「すごいなっていうのもあるし、正直悔しかった。現時点ではこれだけの差があるんだなって。でも絶対に負けん、絶対にこんなとこにはおらんぞって自分が今はいる。どうやれば強くなるか。これからはそこだけを考えていきたい」
　再来年２月には地元で初のＧ１開催も決まった。「来年のＧ１からは走っていかんと。ゆっくりはできない」。ここからは一戦たりとも気を抜けない。自分との戦い、自分への挑戦は、はじまったばかりだ。　　（音無）

2019年1月18日更新

当たる競輪!　エンジョイ

小野俊之選手プロフィール

小野俊之選手の基本情報

出走中のレース

直近成績

小野俊之選手の出走予定

小野俊之選手　スポット・インタビュー

再び陽の当たる舞台へ

小野俊之選手 プロフィール