庄子信弘選手宮城Ｓ級２班プロフィールスポット・インタビュー｜　当たる競輪（けいりん・KEIRIN）無料予想はエンジョイ

　16年は年間でわずか５勝とスランプに陥った。17年１月にＡ級３班に陥落したことで、ようやく尻に火がついた。
　「ケガで骨盤を痛めたりもしたけど、あまりにも練習してなかった。そのツケが回ってきたんだと思います。チャレンジに落ちて、さすがにマズいと思って、普通の選手が普通にやるぐらいには練習するようになりました」
　チャレンジ戦では自力を出して、若手を相手に奮戦。半年間で32勝、優勝９回という文句なしの成績を収めた。17年６月富山のレインボーカップチャレンジファイナルで２着に入りＡ級２班に特班を果たすと、１・２班戦でも変わらず自力勝負で勝ち星を量産した。
　「チャレンジ戦はレース形態が全然違いますからね。自力で前々に踏んで、若手の強い子がいればその番手に入ったりすることも多かった。ずっと自力を出していたんで、２班に戻ってからもそのままの感じで自力で動いて結果を残せました」
　今年の７月には待望のＳ級初昇格。それから毎場所のように勝ち星を挙げている。どん底から這い上がってきた男の力は本物だ。
　「Ａ級とはやっぱりレースの流れが違う。踏むポイントに慣れてきて、少しずつ勝てるようになってきました。戦法的には自力でも後ろでもどちらでも大丈夫です」
　来年１月に不惑を迎えるが、競輪選手として、いまが最も充実している。
　「まずはＳ級の位置をしっかり維持できるように。Ｓ級上位とは力の差を感じるけど、いけるところまでは頑張りたいですね」

2018年11月15日更新

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