大川龍二選手 プロフィール

大川龍二選手の基本情報

ycm
  • 指数

    84
  • パワー
    ランク

    16
  • オオカワリュウジ 大川 龍二

    登録地 広島

    年齢 39歳

  • 期別 91期

    登録番号 014182

    戦法 追捲

    調子

  • 今期級班 S級1班

    前期級班 S級1班

    次期級班 S級1班

  • 直近4カ月得点 104.50

    今期得点 104.23

    前期得点 105.23

  • 練習地 広島,街道

    生年月日 1984年9月4日

能力値チャートS級

204060801000機動力ダッシュ差し脚デンジャー実績ポテンシャル
ポテン47実績30デンジャ13差し脚49ダッシュ55機動力41

戦法タイプ

先行タイプダッシュタイプ追込タイプ204060801000
先行タイプ11ダッシュT31追込タイプ52

大川 龍二選手 スポット・インタビュー

背水の思いでタテ脚を研磨

大川 龍二

大川 龍二

 「去年、一昨年の戦い方だと、じきにヤバくなるかなっていうのがあった」
 押し寄せるスピード化の波。機動タイプ偏重の流れに、追い込みタイプは変革を求められた。それは大川龍二も例外ではなかった。
 「競走得点では105、106点くらいまでいったけど、(その時は)前にいい選手がいれば、付いていって2着。これ以上なにもないなっていうのがあった。なんか足りないなと。自分で動いて勝てないと」
 36歳。まだベテランの域までは時間があるが、機動力をつけるにはそれほど猶予があるわけではなかった。
 「若い時にもっとやっておけばって、20代を悔いるようなこともね。40歳になったら、(機動力を磨くのは)できなくなるかもしれない。これがラストチャンスだと思ってやってます」
 福井G3を含めた直近の3場所では、5連対のうち3回がまくりでの決まり手。練習での意識づけが功を奏し、今期の中ごろからまくりが決まり出している。
 「いままでで一番タテ脚が出ている。(先行、まくりの)決まり手もいままでで一番ついている。練習内容はそこまで変えてないけど、自分に危機感をもってやっている。(レースでも)練習と同じ感覚で(仕掛けて)行けるように、タイミングとかそういう間を大事にして(練習をやって)いる。力だけで勝負したらダメっていうのがわかった」
 同県の後輩にはいまをときめく松浦悠士がいる。それも大川の発奮材料になっている。
 「(一番強い選手が)身近にいるんで、盗めるもん盗みたい。ただ、練習では苦しいって思いもなくて、楽しみながらできている。松浦だけじゃなくて、広島には若い子がいるんで、そこに引っ付いていけば自分のキャパ以上のものが出る。こういう環境にいるのは、幸せなこと。もうこれで無理っていうまではやっていきたい」
 自力を出しながら、前期と比較して競走得点もアップ。
 「ここら辺からは先を見据えてやっていって、1つ、1つ答え合わせをしていって、それでいい結果が出ている」
 その“答え合わせ”の先に、まずはS級初Vが視界に入っていることだろう。

2021年6月15日 更新

少しずつ結果は出ている

大川 龍二

大川 龍二

 3、4月はやや成績を落としたが、56日ぶりのレースとなった久留米記念で3着と2勝をマーク。吉本哲郎-大川-吉永好宏の広島勢で結束した二次予選Bでは、人気を集めた太田竜馬ラインを完封し、練習仲間の吉永とワンツーを決めた。
 「ちょっと涙が出そうになりました。吉永さんとは長年、一緒に練習させてもらっていて、レースで何回も前を任せてもらっているけど、なかなか上手くいかなくて…。(今回は)もちろん吉本さんの力を借りてですけど、(開催中止の間に)準備できる時間があったし、一発目の開催でも自分に期待していた部分はあったので、お世話になっている先輩(吉永)と勝ち上がれて本当にうれしかったです」
 結果が伴わない苦しい時でも、佐古雅俊を中心とした“佐古グループ”でコツコツと熱心に練習に取り組んできた。今回は勝ち上がり戦での勝利だったが、大川にとっては記憶に残る一勝となったはずだ。
 「60歳の佐古さんも『年中無休じゃ』って休まんのに、僕も休めれんでしょ(笑)。ここで満足したらダメですけど、そういう先輩方に食らいついてきたんで、やってきたことが結びついて少しホッとしました。広島にはSSの松浦(悠士)もいて勢いがあると思うから、この流れに乗っていきたいです」
 17年の後期に昇級してからは、大崩れすることなくS級に定着している。次なる目標は「記念の決勝とF1の優勝」。一段ずつ階段を上って、さらに上のステージで結果を残す。

2020年6月14日 更新

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