武田憲祐選手神奈川Ｓ級２班プロフィールスポット・インタビュー｜　当たる競輪（けいりん・KEIRIN）無料予想はエンジョイ

　今年７月に初のＳ級１班昇格を果たした武田。初日特選スタートになったことでＦ１シリーズではコンスタントに決勝に乗っている。８月宇都宮では待望のＳ級初優勝。続く同月小田原記念では決勝２着と大暴れ。快進撃が止まらない。
　「前の選手が頑張ってくれているおかげですね。宇都宮で初優勝できて、少しホッとしました。結果が出ているので自信は少しついてきたんですが、勘違いだけはしないようにします。油断していると足元をすくわれますからね」
　これだけの成績が挙げられるようになったのは地道な練習の賜物だ。もちろん好調の要因もその練習の一層の充実が一番。
　「アマチュア３人と一緒に練習するようになって練習量がかなり増えました。２年前に初めて弟子をとりました。名前は鳥山竜志。今年の３月に高校を卒業して、もうすぐ競輪学校の試験を受けるんです。あとの２人は他の選手の弟子なんですけど、教える立場になって、しっかりしないといけないという気持ちが強くなりました」
　９月の青森記念は二次予選で敗退したが、敗者戦で２連対をマーク。俊敏なコース取りと切れ味鋭い追い込み勝負が最大の武器だ。理想の追い込み像を求めて精進を重ねる。
　「青森記念は反省するところも多かったですね。まだまだ追い込みとしての技術が足りないと感じました。今回、一緒だった高木（隆弘）さんにもいろいろとアドバイスを頂きました。それを生かして成長していきたいですね」
　今期の競走得点は110点に迫る勢い。今後はビッグレースの舞台へ活躍の場を広げていく。
　「小田原記念で決勝２着に入れたので、11月の競輪祭に出場できるんです。今はそこに向けて、しっかりやっています。初めてのＧ１だけど、ただ出るだけで終わりたくない。もっと力をつけて、いい成績を残せるように頑張ります」　　（笠原）

2019年1月18日更新

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