表原周選手 プロフィール

表原周選手の基本情報

ycm
  • 指数

    79
  • パワー
    ランク

    21
  • オモテハラシュウ 表原 周

    登録地 大阪

    年齢 32歳

  • 期別 100期

    登録番号 014845

    戦法 追捲

    調子

  • 今期級班 S級2班

    前期級班 S級2班

    次期級班 S級2班

  • 直近4カ月得点 98.80

    今期得点 97.68

    前期得点 99.61

  • 練習地 岸和田

    生年月日 1991年4月3日

能力値チャートS級

204060801000機動力ダッシュ差し脚デンジャー実績ポテンシャル
ポテン63実績17デンジャ14差し脚24ダッシュ38機動力27

戦法タイプ

先行タイプダッシュタイプ追込タイプ204060801000
先行タイプ8ダッシュT22追込タイプ40

表原 周選手 スポット・インタビュー

大阪で再スタート

表原 周

表原 周

 「覚悟を決めて移籍しました」。
 今年がデビュー11年目の表原は、自分を変えるために4月から大阪に移籍。「3年以内にGIに出る」という目標に向かって、第2の競輪人生をスタートさせた。
 「5年前くらいからワットバイク中心なので、徳島にいた時と練習はそんなに変わってないです。今までは外から見ていた近畿の雰囲気の中に自分が入って、競輪に集中できていると思います」
 4場所目の5月福井ではS級初優出に成功。続く松阪でも決勝にコマを進めた。
 「移籍してきたばかりの僕にも、チャンスがあるように作戦を組んでくれるので迷惑はかけられないです。自分もそれに応えられるように脚を付けていきたい」
 徳島に残っている奥さんと子供のことを考えると中途半端はできない。
 「何年か前のA級の時にS級を諦めかけたことがあったけど、その時も嫁さんが協力してくれてS級点を取ることができました。今回も『周りに認めてもらうためには、自分が変わらないと無理だよ』って嫁さんに言われて移籍を決めた。だんだん点数が上がってくるにつれて、次は何、次は何って目標もできてきたので、勉強しながらひとつひとつクリアして、同期の古性(優作)さんとか神田(紘輔)さんと一緒にG1を走れるように頑張りたいです」
 家族のために。近畿勢の一員として、更なる活躍を誓う。

2021年6月12日 更新

今度こそチャンスをつかむ

表原 周

表原 周

 ようやくS級が見えてきた。いや、厳密にいえば何度もS級に手が届きそうな点数を持っていた瞬間はあった。そのたびに落車や失格で気持ちが切れ、再び点数を下げる。表原はこれを何度となく繰り返してきた。
 「3年ぐらい前に(S級は)諦めた。僕では無理だなって。長く選手ができたらいいやと思ってた」
 心境に変化があったのは昨年の夏だ。「もう1回、まじめにしっかりやってみよう」。今年から勝負ができるように気持ちを入れ直して取り組んだ。テレビで平原康多が言った「考えて練習しないと、ただの疲労になる」という言葉が心に響いたのも、ちょうど同じころだった。11月小倉MNから決勝に乗りはじめると、1月武雄で優勝。2月広島で落車したが、今回は気持ちが切れなかった。
 「今までは落車したら終わり。でも広島では初めて落車してよかったと思った。初日から積極性が足りなかったし、準優も後ろが地元の人なのに自分も決勝に乗りたいって迷いながら走って落車した。次の日から練習したし、コケて気持ちが変わった」
 他に変わったことは何もない。「起きる時間も、やることも、街道のコースも一緒。僕はA型なんで」。そう言って笑うが、気持ちの持ちかたひとつで表原は劇的に変わった。「やっと勝負できるかな」。一時は諦めたS級の舞台は、もうすぐ手の届くところにきている。
 「(同期、同級生の久米康平の活躍が)悔しいとかなかったけど、S級がとれるとなったら、やっぱり一緒に走りたい。徳島はどんどん若手が出てきてるし、『S級に上がったことないでしょ』って言われないように。上がれたら、また見えてくるものがあると思う」
 ひとつ上の景色を見ることが、また新たな変化を生む。「デビュー7年目にして、やっとですね」。いま表原は選手生活で一番のターニングポイントを迎えようとしている。  (音無)

2019年1月18日 更新

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