下岡優季選手 プロフィール

下岡優季選手の基本情報

ycm
  • 指数

    61
  • パワー
    ランク

    12
  • シモオカユウキ 下岡 優季

    登録地 愛知

    年齢 34歳

  • 期別 105期

    登録番号 014997

    戦法 逃捲

    調子

  • 今期級班 A級2班

    前期級班 A級2班

    次期級班 A級2班

  • 直近4カ月得点 82.73

    今期得点 84.24

    前期得点 82.09

  • 練習地 豊橋

    生年月日 1990年1月21日

能力値チャートA級

204060801000機動力ダッシュ差し脚デンジャー実績ポテンシャル
ポテン61実績18デンジャ0差し脚8ダッシュ59機動力54

戦法タイプ

先行タイプダッシュタイプ追込タイプ204060801000
先行タイプ58ダッシュT46追込タイプ3

下岡 優季選手 スポット・インタビュー

今は楽しみしかない

下岡 優季

下岡 優季

 前期の競走得点は88点止まり。昨年1年間のS級で付いてしまった負けグセに、シューズを換えたり、「色々変えすぎてわからなくなった」とA級でも苦戦が続いていた。
 しかし、快進撃は突如としてはじまった。「ルール変更も合ってる」と話すように、6月松戸、奈良で連続優出すると、8月静岡からは7連続で優出。今期は93点を超えるまで競走得点を伸ばしてきた。
 「ルール変更もあるけど、セッティングを大幅に変えた。それが今のルールとかみ合って良くなってますね」
 練習仲間でもある金子貴志のアドバイスで7月函館に行く直前に今流行りのステムを伸ばし、ハンドル幅を狭める外国人仕様に。「試してみますわ」ぐらいの軽いノリで函館に参戦したが、乗り慣れると思った以上の変化が生まれた。
 「函館の成績は良くなかったけど、我慢して乗るうちに、いいかもしれないと思うようになってきた。それから選手になって6年目で一番のタイムも出た。もともと強い、強いと言われてたけど、今はそれ以上に強くなってるのが実感できてる」
 それまでの最高がハロン10秒7だったことも驚きだが、セッティングを変えてからは10秒4のタイムが出た。全体的なタイムが上がることで、後半タレてしまうという課題も克服した。
 「今までは距離(を踏むこと)に対して抵抗があってカマシ一辺倒だったけど、今はそれがない。気持ちにゆとりがあるし、それがレースにもつながっている。バック20本持つっていうのは意識していきたいなと思ってます」
 全てはS級に復帰し、さらに上で戦うため。距離に対する恐怖心がなくなったことは、「S級で戦うにあたって大きな材料」だと下岡は胸を張る。
 「今の状態でS級を走るのが楽しみ。やれそうな感じがあるんで、早く上で戦いたいなっていう気持ちです。A級に落ちて、時間もかかってるけど、清水(裕友)もそういう経験があって今SSだと思うので。このままいけば楽しみだし、楽しみしかないかなと思います」

2019年10月15日 更新

大きな夢に向かって

下岡 優季

下岡 優季

 今期から初のS級。2月伊東で優出し、3月名古屋ではS級初勝利も飾ったが、その一方で大きな着も少なくない。「A級と流れが違い過ぎる。かみ合わないと大きな着を叩いてしまう」。ここまでは一進一退。S級のレースにまだまだ対応しきれていないようだ。
 日本ジュニア陸上競技選手権大会の十種競技で優勝の実績がある。その高い身体能力を生かした鋭いダッシュが持ち味だが、1・2班戦では苦戦している印象だった。そんな下岡を一気にS級にまで押し上げたのは1台のフレームとの出会いだった。
 「おととし11月玉野の落車でフレームがダメになって、ビルダーに連絡したらドミトリエフの予備のフレームが余ってると。試しに乗った瞬間にわかりましたね。こんなに違うんだって」
 それまでは自分の体を鍛え、どう使うかということしか頭になかった。「フレームや部品は関係ないだろ」と思い込んでいた下岡にとっては衝撃だった。
 「あれから自転車って道具も大事だなと思った。あのフレームのおかげでS級点が取れた」
 すでにS級上位で活躍する同期は多い。練習での力から考えれば「時間がかかりすぎたかな」という思いはあるが、ようやくS級の舞台にたどり着いた。
 「十種競技の先輩である武井壮さんが競輪選手を目指すきっかけを作ってくれた。武井さんは競輪の番組に出たりしてるし、いつかG1に出ることで恩返しできれば」
 今は遠すぎる目標。しかし何かがかみ合えば…、そんな魅力はある。その可能性を信じたい。(音)

2018年3月14日 更新

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