小笹隼人選手奈良Ａ級１班プロフィールスポット・インタビュー｜　当たる競輪（けいりん・KEIRIN）無料予想はエンジョイ

　大学までは陸上競技で活躍。14年７月にデビューすると、鍛え上げた脚力を武器に、１年半でＳ級の舞台にたどり着いた。
　「自転車経験がないなかで、競輪選手になって、最初のころは競輪のことがまったく分からなかった。１年半でＳ級に上がれて、僕のなかではけっこう順調に来れています。でも、周りからはもっとやれるって言われるし、同期で活躍している選手も多いので、ちょっと焦りはありますね。まだまだ伸びしろはあると感じてます」
　Ｓ級昇格当初はやや苦戦したが、持ち前の先行力で勝ち星を重ね、競走得点を確実に伸ばしていった。今期はＦ１シリーズで３度の決勝進出を果たしている。
　「みんな強いからなかなか思うようにはいかないけど、基本は先行で前々のレースを心がけている。先行しないで負けたら何のために練習をしているのか分からない。そのために持久力をつけたいし、上のクラスで戦えるように、もっと力をつけていきたいですね」
　練習環境は抜群。高い意識を持って取り組んでいる。
　「普段の練習は村上博幸さん、山田久徳さんと一緒にやってます。Ｇ１級の選手ですし、本当にありがたいですね。練習メニューに関しては博幸さんに組んでもらってます。基本的には自分でいろいろなことを考えて、セッティングとか迷ったりしたら教えてもらっている。練習でも毎回、課題を見つけて、それをひとつずつクリアしていく感じですね」
　12月29日の立川ヤンググランプリへの出場が決まった。年末の大一番へ、脚も気持ちも高まってきている。今年は107期の精鋭３名が名を連ねるなど、例年以上にハイレベルな戦いが予想される。
　「デビューしてからずっと目指していた舞台なので、出場が決まって素直にうれしいですね。どういう感じで戦うかをまず考えて、それを意識した練習をしていこうと思ってます。畑段（嵐士）君は（10月京王閣記念の）落車で骨折したみたいですね。たぶん出てくるとは思うんですが…。まだ話してないけど、人の後ろに付くことは考えてないし、自力でしっかり力を出し切ります」

2019年1月18日更新

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