小川真太郎選手 プロフィール

小川真太郎選手の基本情報

ycm
  • 指数

    86
  • パワー
    ランク

    14
  • オガワシンタロウ 小川 真太郎

    登録地 徳島

    年齢 31歳

  • 期別 107期

    登録番号 015063

    戦法 自在

    調子

  • 今期級班 S級1班

    前期級班 S級1班

    次期級班 S級1班

  • 直近4カ月得点 107.56

    今期得点 105.60

    前期得点 108.94

  • 練習地 小松島

    生年月日 1992年6月30日

能力値チャートS級

204060801000機動力ダッシュ差し脚デンジャー実績ポテンシャル
ポテン90実績17デンジャ6差し脚47ダッシュ58機動力46

戦法タイプ

先行タイプダッシュタイプ追込タイプ204060801000
先行タイプ18ダッシュT35追込タイプ45

小川 真太郎選手 スポット・インタビュー

理想のフォームを追い求めて

小川 真太郎

小川 真太郎

 未勝利で終わってしまった平塚記念から中2日で追加参戦となった川崎競輪開設73周年記念海老沢清杯『桜花賞』でシリーズ3勝。二次予選は車体故障に泣いて9着に敗れたが、初日、3日目、最終日と目の覚めるまくり3連発で存在感を示した。
 「平塚記念の開催中に入った急な追加だったんですけど、自分の中で行けるっていう自信があったんで。師匠(久米康平)も一緒だったので頑張ろうと思ってきました。2日目も故障しなかったらアタマまで行けてたっていうのもありました。平塚記念も今回と一緒くらい良かったんですけど噛み合わなかっただけだと思っていたので」
 名古屋記念の準決と決勝で松浦悠士の番手を回り、理想とする乗車フォームのイメージを膨らませている。
 「松浦さんはフォームがキレイですし、名古屋で後ろを回らせてもらった時にフォームを真似して見て自分と違うなって。自分はがむしゃらに踏んでしまっているけど、松浦さんは引き足が凄く上手なので勉強になりましたね。踏んでいるときに足先とか膝辺りが気になってしまうときは自分でもダメだっていうのがわかってきて、最近はおなか回りを意識して踏むようにしていますし、進化していけているんかなって思っています」
 近況は安易な前受けからのレースが減り、組み立て面も意識して高いレベルで安定できるように心がけている。
 「やっぱり一番後ろになっちゃダメだと思っているんで。脚を使ってでも位置はしっかりと取れるように。自分には太田(竜馬)犬伏や(湧也)みたいな爆発力がないんで。そういう面でもシビアな勝負をしていかないと。そうすればもっと上でも戦っていけると思うんで」
 次走は大事な地元の小松島F1シリーズがあり、来月にはダービーが控えている。フォーム改造に取り組みトップスピードが上がっている小川から目が離せない。

2022年4月17日 更新

四国期待の新鋭

小川 真太郎

小川 真太郎

 最近は中四国地区の若手機動型の躍進が著しい。小川も将来を嘱望される一人だ。5月立川では待望のS級初優勝を達成。6月久留米記念でも2連対を果たすなど、存在感をアピールしている。
 「S級初優勝はうれしかったです。でも、内容はまくりですからね。基本は先行で勝てる脚がないとダメ。上では通用しないと思ってます。もっとコンスタントに決勝に乗って、成績の波を小さくしたいと思ってます」
 現状に満足する気持ちはない。強くなるために、信じた道を突き進む。
 「S級に上がって体重は2㎏ぐらい増えました。意識的に増やしたわけではないんですが、惰性がつくようになりました。筋肉に変えていきたいし、これからウエイトをやることも考えたいですね。最近は外国人選手を見ていて、一歩目がすごいので真似しようと思っているけど、パワーが違いすぎて、うまくいかない。ペダリングはよくなってきているけど、もっと練習してパワーをつけたいですね。今までは3・86のギアがマックスだったんですが、久留米記念の3日目に3・93、最終日は92のギアを初めて使いました。来期からは上を目指して本格的に重いギアを踏めるようにしたいと思ってます」
 レベルの高い107期のなかでも在校3位の逸材。先を行く吉田拓矢、新山響平らの活躍に大きな刺激を受けている。
 「同期はみんな負けず嫌いで、お互いすごく意識している。自分は闘争心をあまり表に出すタイプではないけど、負けたくないという気持ちが出てきました。みんなイケイケの状態なんで、その波に乗っていきたい」
 推薦枠で8月のいわき平オールスター出場が決まった。初の大舞台へ照準を定める。
 「選んでいただいて、ありがたいですね。せっかく出れるので、ただ出るだけじゃなくて、いい走りができるように。爪あとを残したいです」

2019年1月18日 更新

出し切るレースでS級特進

小川 真太郎

小川 真太郎

 武田豊樹、山崎芳仁らの88期、浅井康太、新田祐大らを輩出した90期。現在の競輪界をリードする、このふたつの期にも負けない勢いと可能性を107期は持っている。吉田拓矢を皮切りに、ここまで1年足らずで6名がS級に特進。6月高知で特進を決めた小川は同月松山でS級デビュー戦を飾った。
 「師匠(久米康平・100期)には『思い切り行って来い』と言われてたのに、思い切り行けなかったのが残念です。1走目はペースが分からず、もう少し踏んでればよかったですね。せっかく相手が杉森(輝大)さんなのに、もう少しぶつかれたらと思うともったいなかった」
 チャレンジ戦は4場所で卒業。1・2班戦の初戦でいきなり優勝したが、その後は優勝はおろか勝ち上がりに失敗するシリーズも多かった。「情けないな」。年を新たに小川は気持ちを入れ直した。
 「今年はS級の点数を取りたいな。そう思ったら自然といけた。他に何も変わったことはないし、完全にメンタル面です」
 とはいえ組み立てにも変化はあった。昨年まではカマシ、まくりのイメージだったが、最近は押さえ先行を多用。9連勝を決めたレースも逃げ切りだった。
 「周りには『仕掛けるのが遅い。だから負ける』と言われてた。今年初戦の熊本で準決勝で負けたときに、もっと出せるなって気づいた。そこからですね」
 初戦を終えて、「やっていけそうな気がする」とS級の感想を話す。そして特進を決めたタイミングも抜群。7月には先に上がった同期でもまだ経験していない地元記念に参戦する。
 「ラッキーですね。地元記念では元気のいいところを見せたい。若者らしい走りで、行きっぷりがいいなというところを見せたいですね。吉田(拓矢)や新山(響平)は特別でもいい勝負できるだろうけど、僕はそこまでいけてない。地道にコツコツ。まずは1班の点数を取りたいです」      (音無)

2019年1月18日 更新

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