児玉碧衣選手 プロフィール

児玉碧衣選手の基本情報

ycm
  • 指数

    93
  • パワー
    ランク

    6
  • コダマアオイ 児玉 碧衣

    登録地 福岡

    年齢 28歳

  • 期別 108期

    登録番号 015080

    戦法 逃捲

    調子

  • 今期級班 L級1班

    前期級班 L級1班

    次期級班 L級1班

  • 直近4カ月得点 56.00

    今期得点 56.00

    前期得点 57.59

  • 練習地 久留米

    生年月日 1995年5月8日

能力値チャートL級

204060801000機動力ダッシュ差し脚デンジャー実績ポテンシャル
ポテン144実績91デンジャ1差し脚20ダッシュ101機動力70

戦法タイプ

先行タイプダッシュタイプ追込タイプ204060801000
先行タイプ63ダッシュT98追込タイプ3

児玉 碧衣選手 スポット・インタビュー

女王のプライドと苦悩

児玉 碧衣

児玉 碧衣

 15年7月のデビューからハイペースで勝ち星を積み重ね、通算勝利数は368。グランプリでは3連覇を成し遂げて、今年のオールスターファン投票では5年連続で1位に輝いた。絶対女王の名をほしいままにしてきた児玉碧衣だが、函館での「ガールズケイリンフェスティバル2021」初日予選では、誰もが想像だにしない7着。勝ち上がりでのシンガリは、デビューからの6年間で初めてのことだった。
 伏線はあった。同門の妹弟子、成長著しい尾方真生といきなり初日にぶつかった。「ほかの人に負けたとしても、姉弟子のプライドとして(尾方だけには)負けられない」。この思いが絶対女王の歯車を狂わせた。最終ホームで主導権を奪って風を切ったものの、尾方にまくられるとゴール半ばで急失速した。
 「これからは変な意地は張らないようにって思いました。(どんな内容でも)勝ちは勝ちなんで」
 初日が尾を引いたのか、2日目の予選ではまくり不発の4着。3日間のシリーズを通して未勝利の経験はあっても、決勝に勝ち上がれないのは初めてのことだった。
 「普通の開催を入れても、決勝に上がれなかったのは初めてです。これが最初で最後にしたい」
 負の連鎖を断ち切ることはできず、最終日は勝負どころでらしくないインを進出して2着に終わった。常に重圧の環境に身を置いてきた児玉。その期待に応えられずに「悔しいというより、ショックでした」と、天を仰いだ。ただ、この状況だからこそ、生まれた感情もあった。
 「ずっとトップにいたいってあらためて確認できた。自分のなかでモヤモヤしたのがあったんですけど、結果が出なかったんで、モヤモヤがスッキリした。練習あるのみ。やらなきゃいけないっていうのがはっきりした」
 迷いを吹っ切るように、オールスターシリーズ3日目(8月12日)のガールズドリームに気持ちをスイッチする。
 「オールスターまでには期間が空いているので、死ぬ気で練習して、(ファンの人たちに)変わったと思ってもらえるように」
 児玉にとって初のビッグタイトル獲得となった18年のガールズドリームと同じ平でのオールスター。絶対女王のリスタートとしては、格好の舞台だろう。

2021年7月20日 更新

再スタート!!

児玉 碧衣

児玉 碧衣

 18、19年のガールズグランプリで史上初の連覇を果たした児玉碧衣。勢いをさらに加速して、今年は数々のタイトルを総なめかと思われたが、1月岐阜のコレクショントライアルレースで、まさかの決勝7着。5月静岡ステージの出場を逃してしまった。
 「この強いメンバーの中で負けられないんだって思ってしまいました。今まではあまり気にしないタイプだったんですけど、グランプリを連覇してから勝たなきゃいけないっていうプレッシャーが強くなりました」
 今まで感じたことのない重圧。目標としていたガールズグランプリ連覇を達成し、いきなり壁にぶつかった。
 その直後に行われたのが、地元戦の「第2回小倉濱田翁カップ」。ここでも好メンバーが顔をそろえたが、児玉はしっかり気持ちを切り替えて、ファンの期待に応える完全優勝を飾った。
 「岐阜で負けたのが悔しくて、今までで一番練習していました。(2日目は)ラスト一周の前半のタイムが自己ベスト(11秒6)だったし、競輪祭の時は(ホームガマシで)梅川(風子)さんに差されてしまったけど、今回は勝てたので良かったです。岐阜で勝ち続けることの難しさを知ったので、メンタルの面でも一皮むけるよに頑張っていきたいなって思います」
 今年の最大の目標は「ガールズグランプリ3連覇」。スタートダッシュこそ失敗したが、ここから巻き返しを誓う。
 「5月のコレクションに出られない分、3月(福井)のコレクションは絶対に優勝しないといけないと思っています。今は目先のことは考えず、3月につながるレースをしていきたい。あとは、これから出られるビッグレースは全部優勝したいです」
 絶対女王を目指して突っ走る。

2020年2月19日 更新

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