畝木聖選手 プロフィール

能力値チャートS級

204060801000機動力ダッシュ差し脚デンジャー実績ポテンシャル
ポテン45実績4デンジャ1差し脚6ダッシュ44機動力36

戦法タイプ

先行タイプダッシュタイプ追込タイプ204060801000
先行タイプ43ダッシュT48追込タイプ9

畝木 聖選手 スポット・インタビュー

S級定着を目指して

畝木 聖

畝木 聖

 昨年はS級戦で奮闘するも、結果を残せずわずか1年でA級へ降級。現在は持ち味のダッシュを生かしてA級上位で活躍を続けるが、まだ弱点克服には至っていない。
 「人からスピードをもらっての競走は得意だけど、自分から立ち上げることが苦手。11秒台で先行してくれる方がスピードが出ていてまくれるけど、12秒フラットでずっと駆けている先行だと逆にまくれない時もある。かといって押さえ先行で駆けるタイプでもないし、それで大敗してもしょうがない。その辺りが自分の課題ですね」
 今年4月の久留米決勝では、単騎戦ながら逃げた村田瑞季の番手を奪い抜け出して優勝。その競走に手応えを感じて、将来のビジョンが見え始めた。
 「いつになるかはわからないけど、いずれは自在になると思う。併走でも内なら自信はあるし、久留米決勝なんかは理想のかたち。練習でも岩津(裕介)さんや(片岡)迪之さんと併走練習をしているし、すごく勉強になる。すぐにっては訳ではないので、今はまだ先行選手として頑張るつもりですけどね。自在になるにしても、先行ができての自在だと思うので」
 近況はピスト6にも積極的に参加し、現行競輪にもいい影響が出始めている。
 「大ギアを踏むと体への負担は大きいけど、その反面いい影響もある。競輪のレースで3.92倍のギアを踏む時に、ピスト6でギアを掛けた時の踏んでいる感覚を照らし合わせながら踏むことでいい感じ駆けられることが多い。せっかくピスト6を走るからには何か得て終われるようにと思って走っている」 
 着実に競輪選手としてのステップアップを図り、今はまず目の前の壁を乗り越える。
 「目標が大きすぎると実感が湧かないし、1つ1つの目標をクリアすることが重要だと思っている。前期はS級点が取れたし、S級へ定着するためにもまずは今期もS級点を取らないと。それができたら100点、102点と徐々に競走得点を上げていってS級1班を目指していきたい」
 来期は1年振りのS級が待っている。それまでに残されたA級でしっかり結果を残し、S級へと弾みを付ける。

2023年8月13日 更新

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