橋本壮史選手茨城Ｓ級１班プロフィールスポット・インタビュー｜　当たる競輪（けいりん・KEIRIN）無料予想はエンジョイ

　高校時代から自転車競技に勤しみ、中央大学在学時には全日本学生選手権の１㎞タイムトライアルで優勝。一気にそのポテンシャルを覚醒させた。大学卒業後は２年の社会人経験を経て、昨年の７月に競輪選手としてデビューを果たした。
　選手を目指したキッカケは「高校時代から自転車競技をやっていて、大学を卒業したあとは、茨城県庁の方でお世話になりながら国体出場を目指して取り組んでいました。その中で茨城支部の選手たちの競輪場で勝負している姿を見て自分も競輪選手を目指すようになりました」
　デビューしてからは「最初は思うような結果を残せませんでした。セッティングを変えたり、ウエートトレーニングなどでフィジカル面を鍛えたりと、いろいろなことを試していくうちに徐々に結果が出始めました」と、腐らずに前向きな姿勢で取り組んだことが実を結んだ。
　今後の目標と課題は「まずはＳ級でも戦える脚力を付けたいと思っています。いずれはＧ１を獲りたいという夢もあります。（400バンクで）１周半駆けると後ろに差されてしまうことが多く、末脚が甘いことが課題です。そのためにも練習でフォームをチェックしたり、反復練習をしっかり行うようにしています」
　目標とする選手は「同県で同級生の吉田拓矢君の活躍には刺激をもらっています。たまに一緒に練習をすることもありますが、すごく強くて勉強になります。Ｓ級に上がって連係したいし、できれば前を回りたいですね。いずれは自分も吉田君のようなオールラウンダーになりたいと思っています」
　ピスト６に参戦してみて「タイムトライアルで自己ベストが出たことは驚きでした。学生時代の自転車競技の経験が生きたと思うし、日々のトレーニングのおかげで脚力も上がってきていると思う」と、惜しくも初優勝とはならなかったが、タイムトライアルでは歴代４位タイとなる10秒065を叩き出し、ポテンシャルの片鱗を見せつけた。Ａ級１、２班戦のステージで今期すで２Ｖ。近況は競輪での活躍も目覚ましく、今後の走りから目が離せない存在だ。

2022年8月31日更新

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