中島詩音選手 プロフィール

能力値チャートS級

204060801000機動力ダッシュ差し脚デンジャー実績ポテンシャル
ポテン67実績7デンジャ14差し脚15ダッシュ53機動力53

戦法タイプ

先行タイプダッシュタイプ追込タイプ204060801000
先行タイプ56ダッシュT41追込タイプ6

中島 詩音選手 スポット・インタビュー

将来を見据えて今は駆ける

中島 詩音

中島 詩音

 積極的な競走を続けてA級上位で奮闘を続ける中島詩音。そんな伸び盛りの関東のホープが競輪選手になったきっかけから今後の目標や課題を語った。
 「中学までは野球をやっていましたがあまり結果が出ませんでした。どうしようか悩んでいたところで、以前からの知り合いだった甲府工業自転車競技部の顧問の先生に声をかけられたことが(自転車競技を始めた)きっかけです。高校時代にはジュニアのナショナルチームにも入れたし、大学では国体のスプリントでも優勝することができました。人に教えることが好きなので教員を目指していましたが、教育実習で現場の厳しさを知って、頑張った分だけ稼ぐことができる競輪選手になることを決めました」
 学生時代に輝かしい実績を残し、エリート街道を進んでいた中島だが、デビュー当初は連戦連勝とはいかずに悔しい日々を過ごしていた。
 「予選と準決は勝てても決勝で負けてしまうことが多かったです。そんな時に小林令さんから以前使っていたフレームを譲って頂いたことがきっかけになりました。今までは硬いフレームでしたが、柔らかいフレームが自分にマッチしてそこから一気に成績が上向きました」
 同県の先輩から譲り受けたフレームできっかけをつかんだ。そこからはとんとん拍子でA級2班への特別昇班を果たして、今はS級昇級へ向けて取り組んでいる。「ダッシュがないし末脚も甘い」と課題を挙げ、まずは若手らしく長い距離を踏めるようにスキルアップにはげんでいる。
 「先行主体の競走でS級点が取れるように走っています。いずれは番手を回った時の技術も必要になるとは思いますが、今は風を切らないと将来的にもいい位置を回れないと思うので積極的に駆けるようにしています。バンク練習ではダッシュを磨いて、街道練習では長い距離を踏んで、全体的に脚力を底上げるようにしています」
 近況はピスト6での活躍も目覚ましい。連続の完全優勝を決め、本来のポテンシャルを発揮し始めた。
 「競技をやっていたし、(ピスト6は)以前から走ってみたい気持ちがありました。今後はS級とA級混合のシリーズでも優勝できるように頑張りたいです。ピスト6は短い時間で集中して大ギアを踏むので脚力向上につながるし、競輪にもプラスに働いています」
 今は結果より内容を求めてレースに臨んでいる。一歩一歩着実に成長を遂げて、将来はS級で活躍する自力選手になってくれるこ

2022年9月21日 更新

将来を見据えて今は駆ける

中島 詩音

中島 詩音

とを期待したい。

2022年9月21日 更新

ページトップへ