堀江省吾選手長野Ｓ級２班プロフィールスポット・インタビュー｜　当たる競輪（けいりん・KEIRIN）無料予想はエンジョイ

　デビュー当初から積極的な競走を続ける堀江省吾。着実に力を付けて今ではＡ級屈指の機動型へと成長した。
　「チャレンジと違って（Ａ級）１、２班戦は流していると別線が来てしまうし、叩きに行く時もしっかり踏まないと叩けないので最初は苦戦した。今はラインで決まることを一番に考えて、それで自分が１着だったらなお良しといった気持ちで走っている。力が付いてきてレース運びがうまくなったこともあるけど、そういう考え方が積極的な競走につながって、いい結果に結びついていると思う」
　順調にキャリアを積んで、このままいけば来々期は初のＳ級の舞台が待っている。
　「こんなに早くＳ級に上がれると思っていなかった。楽しみもあるけど、このままだと通用しないと思う。一番の課題はダッシュ力。Ａ級戦でもダッシュ力がなくて苦戦する時もあるし、今は多少の（腰への）リスクを負ってでも重めのウエートでトレーニングをするようにしてスピードを上げる練習をしている。まずは師匠（Ｓ級の柿澤大貴）の前を回って、恥ずかしくないレースができるように」
　ピスト６ではＳＡ混合戦で強豪を相手に２Ｖを飾っており、Ｓ級戦でも通用する下地は十分だ。
　「重いギアの方が得意だし、そういう部分では競輪よりピスト６の方が力を発揮しやすい。あとは前々に攻める姿勢が好結果につながっていると思う。（ピスト６で）Ｓ級の選手と戦えることは大きいし、チャレンジャーとして思い切ったレースができる。それで勝てれば自信になるし、自分はメンタル面で大きく左右される方なので、ピスト６がいい結果で終わると競輪の方の成績も良くなる。Ｓ級に上がってもピスト６を続けていくつもりです」
　今をときめく同県のホープの活躍も、堀江の原動力となっている。
　「菊池（岳仁）は年下ですけど尊敬しています。練習でも強いし自分がやりたくないようなキツい練習も進んでやっている。ヤンググランプリも獲ってしまったし、本当にすごい。悔しい気持ちもあるし、自分も負けていられない。今は彼のような上の舞台でも活躍できる先行選手になることを目指している」
　「大学から本格的に自転車競技を始めた」と競技経験が浅く伸び代は十分な堀江。これからも持ち味を生かした走りでＳ級での活躍を目指す。

2022年12月31日更新

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