真鍋智寛選手 プロフィール

真鍋智寛選手の基本情報

ycm
  • 指数

    83
  • パワー
    ランク

    13
  • マナベトモヒロ 真鍋 智寛

    登録地 愛媛

    年齢 25歳

  • 期別 121期

    登録番号 015647

    戦法 逃捲

    調子

  • 今期級班 S級2班

    前期級班 S級2班

    次期級班 S級2班

  • 直近4カ月得点 104.00

    今期得点 104.17

    前期得点 99.63

  • 練習地 松山

    生年月日 1998年11月27日

能力値チャートS級

204060801000機動力ダッシュ差し脚デンジャー実績ポテンシャル
ポテン87実績2デンジャ10差し脚13ダッシュ74機動力60

戦法タイプ

先行タイプダッシュタイプ追込タイプ204060801000
先行タイプ69ダッシュT62追込タイプ3

真鍋 智寛選手 スポット・インタビュー

悔しさを糧に成長を遂げる

真鍋 智寛

真鍋 智寛

 デビュー後はカマシ、まくりで勝ち星を量産。スピードを武器にしていた真鍋智寛だが、ある敗戦をキッカケに考え方が変わった。
 「(A級1、2班戦の)昨年(9月)の久留米で初めて準決勝で飛んでしまった。別線に警戒されて、福田要にいいけん制をもらってしまった。すごい落ち込んだし、力が出し切れないのはこんなに悔しいのかと感じた。その開催から先行もできるようにならないとダメだと思った」
 その後は突っ張り先行を多用するようになり、一気に戦法をシフトチェンジ。徹底先行タイプに生まれ変わった。
 「S級点も取れていたし、残りのA級では上を見据えて先行して戦法の幅を広げていこうと思った。何回か先行しているうちに、何となくペース配分とかもわかってきてコツをつかんできた。ラインで決められるのも気持ち良くなってきた」
 そして今年の1月からはS級へと戦いの舞台を移し、壁にぶつかりつつも一線級を相手に奮闘している。
 「S級に上がってからもバックは取れていたし悪くなかったけど、2月の久留米で胃腸炎になって欠場してしまい、次の松山記念も欠場してしまった。復帰戦の大垣でもギックリ腰になってしまい流れが悪かった。4月の松山は初日に1着が取れていい感じだったけど、準決勝で菊池(岳仁)君と対戦して、番手にハマられてからすかさず来られて、これが特別競輪に出るような自力選手なんだと思い知らされた」
 それでも積極的な競走スタイルは崩さずに、前回の玉野では確かな手応えをつかんだ。
 「初日は特進してきた梶原海斗とあたって、彼が強いのは高校の時から知っているし、先行されたらまくれないと思って自分が先に攻めようと思っていた。その姿勢が良かったのか結果として逃げ切れた。決勝も自分のレースができたし、後ろ(三宅達也)の地元優勝に貢献できたのはすごくうれしかった。いい競走ができたし自信になった。その後のピスト6でも大学時代ぶりにハロンで10秒台が出せて自信になった。今は底上げの時期なので、大きい目標は抱かずに着実にステップを踏んでいきたい」
 アマチュア時代にはケイリンやチームスプリントの全国大会優勝実績もあり、潜在能力の高さは折り紙付き。志も高く、今後はさらなる成長に期待ができる逸材だ。

2024年5月16日 更新

早期卒業の2人と同じ舞台に

真鍋 智寛

真鍋 智寛

 「自信があったんで悔しいですね」
 岐阜記念シリーズの最終日、一発勝負で行われた121期による「ルーキーシリーズプラス」。纐纈洸翔を追い詰めてハンドル投げに持ち込んだものの8分1輪及ばなかった。最終バックでは纐纈を射程圏に入れていた真鍋智寛にとっては、3コーナーで加藤将武のブロックが致命的だった。
 「思ったよりもスピードに乗ってたんで、4コーナーで(纐纈を)抜けるなって思った。だから、(加藤のブロックは)マジかっていう感じでした。自分の力がなかった」
 真鍋はこう言って、同期との戦いを振り返った。本格デビューとなった7月のチャレンジでは、4場所を走り12戦11勝。前々回の奈良で連勝がストップしたが、仕切り直しの前回の武雄を完全V。
 「このままいったら(次が)西武園、松山なんで、地元の松山で(特班を)決めたいです」
 在所3位。競走訓練での自力の勝ち星16勝は、同期ではトップの数字だ。ケイリン種目などでの全国大会優勝実績もあり、アマチュア経験も豊富。それだけに自身のトレーニング方法も確立されていて、卒業後の現在も師匠を持たないレアな選手の1人と言っていいだろう。
 「(自転車競技部の)大学の時のトレーニングが基礎になっています。基本的には1人でパワーマックス、ウエートトレーニングがメインです。週2回程度、バンクには入って、レースで一緒になった先輩方にはアドバイスをいただいたりしています」
 ダッシュ力は、同期のなかでもピカイチ。今後はいかに長い距離を踏んで勝負できるかが、A級1、2班戦、さらにはS級を見据えた時のキーポイントになる。
 「踏める距離は、前よりも長くなっている。自分の持ち味のダッシュ、トップスピードっていうところを伸ばしつつですね。(太田)海也と(中野)慎詞は、競走訓練で何回かやったけど勝ったことがない。目標でもあるし、どのくらいやれるのか勝負したい」
 同期の早期卒業組の中野、太田は、すでにS級レーサー。その2人と同じ土俵に立つためには、真鍋自身もS級に上がるしかない。はやる気持ちを抑えて、まずは次の西武園に集中する。

2022年9月6日 更新

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