河内桜雪選手 プロフィール

河内桜雪選手の基本情報

ycm
  • 指数

    80
  • パワー
    ランク

    16
  • カワウチサユキ 河内 桜雪

    登録地 群馬

    年齢 21歳

  • 期別 122期

    登録番号 015669

    戦法 追捲

    調子

  • 今期級班 L級1班

    前期級班 L級1班

    次期級班 L級1班

  • 直近4カ月得点 53.64

    今期得点 53.64

    前期得点 51.89

  • 練習地 前橋

    生年月日 2002年12月31日

能力値チャートL級

204060801000機動力ダッシュ差し脚デンジャー実績ポテンシャル
ポテン81実績5デンジャ40差し脚39ダッシュ52機動力34

戦法タイプ

先行タイプダッシュタイプ追込タイプ204060801000
先行タイプ9ダッシュT30追込タイプ49

河内 桜雪選手 スポット・インタビュー

自分の好きな仕事だから

河内 桜雪

河内 桜雪

 「なぜか同期だと全然ダメなんです…。想定外の動きが多すぎました」
 京王閣記念シリーズの最終日に行われた122期によるルーキーシリーズプラス。河内桜雪が、デビュー2度目の7着を喫した。4月末からのルーキーシリーズの3場所では準Vが一度あるものの、初勝利を飾ることもかなわず2場所目には失格の憂き目をみた。しかしながら、本格デビューとなった7月の地元、前橋が❹着。待望の勝ち星を挙げて決勝にも進んだ。
 「(7月の本格)デビューをしてからは、自力選手、自在選手って分かれているので、走りやすさがあります。(ドームの)前橋で練習して、男子選手と一緒にやることが多いですし、スピードがある選手がいる方がやりやすいです。師匠(瀧野勝太)もそうですが、小林潤二さんには何本も飛び付きの練習をさせてもらってすごくお世話になりました。(7月の)前橋の時にそれが本当に生きたと思います」
 決勝は前橋だけにとどまらず、本格デビューをして6場所連続で優出。ガールズケイリンではルーキーの多くが、先輩ガールズたちの壁に阻まれている。それだけに河内は珍しいタイプだ。競走得点も52点台まで上げて順風満帆だったが、9月岸和田の決勝で落車。日にちを空けずに復帰した平では、2日目以降の欠場を余儀なくされた。
 「岸和田の落車はロックされて転んだんで、衝撃が大きかったです。平も(その前に)自己ベストが出ていたんでいいと思ったんですけど、レース後に痛みがでたんで欠場をさせてもらいました。前回の函館では初めての一般戦で悔しい思いをしました」
 本格デビューでは函館が初めての一般戦まわりも、その悔しさをバネに1着で締めた。
 「まだまだ物足りないですね。決勝に乗ってるっていっても3着が最高だし、優勝することが目標です。脚力はもちろんですけど、それだけじゃなくて頭も使っていかないと。タイムだったり脚力だけじゃ勝てない。なかなか厳しいですけど、(ガールズケイリンは)自分の好きな仕事なんで。だから、研究するのも苦じゃない。このあとは児玉碧衣さん(11月14日からの小田原)、鈴木美教さん(12月5日からの平塚)だったり、すごく強力なメンバーなんで、どこまで戦えるかですね」
 見た目以上にタフな河内が、強豪の名前をあげて目を輝かせる。年末のグランプリを沸かせる先輩たちをたじろがせるシーンが見られるかもしれない。

2022年11月3日 更新

踏み出せた一歩

河内 桜雪

河内 桜雪

 「調子が悪いというか、(最終日の)一般戦でもいい着が取れてなかった。これで一歩が踏み出せた感じがします」
 競走訓練で11勝をマークし、在所は3位。122期指折りの安定感を誇った河内桜雪だが、ルーキーシリーズではもどかしい走りが続いていた。それだけにルーキーシリーズ3場所目の大宮2日目の2着に、ようやく安堵(あんど)の笑顔を見せた。
 「練習はやっているんですけど。レースになると自分の思うようにならない。踏んでも、踏んでも、カラ回りしてしまっていた」
 養成所ではまくりで5勝を挙げてはいるものの、先行回数はゼロ。機動力が“売り”ではない河内にとっては、立ち回りが生命線になってくる。
 「(畠山)ひすいの場合は先行して、自分との戦いだと思う。でも、私は先行する力がない。それでも(卒業してからは)タイムとかスピードもどんどん上がっている。それをレースで出せないのが、なんでかなって…。練習の力を本番で出すことが課題です」
 デビュー2場所目の四日市では、最終日に失格を喫した。リズムをつかめないまま、7月からの本格デビューを迎えたくはなかった。大宮最終日の決勝は狭いコースを縫って、直線ではいったん先頭にも立ち、あわやのシーンをメイクした。初勝利での初優勝はならなかったが、らしさが出た準Vだった。ルーキーシリーズラストの大宮が、河内にとってはキッカケになりそうだ。
 「2日目に(2着で)確定板にのれたことが自信につながって、決勝は良くレースが見えてました。(狭いコースを縫って)ドキッとしたところもあるけど、少しずつできるようになってきた。モヤモヤしていたのから抜け出した。(ルーキーシリーズの)最後にいい締めくくりができた」
 7月からの本格デビューは、地元、前橋から(7月8日から)。霧が晴れた河内が、地元ファンの前で自信をもって発走機につく。

2022年6月20日 更新

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