斉藤樂選手 プロフィール

斉藤樂選手の基本情報

ycm
  • 指数

    77
  • パワー
    ランク

    19
  • サイトウガク 斉藤 樂

    登録地 宮城

    年齢 22歳

  • 期別 123期

    登録番号 015690

    戦法 逃捲

    調子

  • 今期級班 S級2班

    前期級班 A級2班

    次期級班 -

  • 直近4カ月得点 94.82

    今期得点 96.70

    前期得点 91.26

  • 練習地 宮城,修善寺

    生年月日 2002年4月3日

能力値チャートS級

204060801000機動力ダッシュ差し脚デンジャー実績ポテンシャル
ポテン70実績1デンジャ18差し脚3ダッシュ47機動力49

戦法タイプ

先行タイプダッシュタイプ追込タイプ204060801000
先行タイプ67ダッシュT57追込タイプ6

斉藤 樂選手 スポット・インタビュー

試行錯誤でつかんだ記念初勝利

斉藤 樂

斉藤 樂

 今期ステージを上げて、S級2場所目で初めての記念シリーズ。前回の大垣でS級初勝利を挙げていたものの、最終日の白星にこぎつくまでは波がなかったわけではない。
 「前回のS級デビュー戦で先行をガンガンしようと思っていたら、それができなかった。それでヨコでと思って今回やったら全然ダメだった」
 変化を求めて9車立てに臨んだ斉藤樂だったが、一次予選は福永大智との踏み合いでシンガリに沈んだ。後方からまくった2日目は、あおりもあって5着。3番手確保までは良かった3日目も、そこから車間が詰まらず見せ場をつくれなかった。
 「先行を主体にやって、そのなかで(自在性を)出した方がいいぞって。阿部力也さんだったり、安部貴之さんに言われた。そこを見失わないようにやっていきたい」
 最終日は打鐘過ぎに狭いところに車輪を突っ込んでヒヤリとするシーンもあったが、視界が開けると最終ホーム手前からのロングまくりを敢行。前団をのみ込んで、G戦線での初勝利を収めた。
 「それまで3日間、力を出し切れてなかった。なんとか出したくて、空いたところから行けた。危ないところもあったけど、狭いところを行けるのも自分の持ち味だと思う」
 冬期移動先でのCSCで、もまれながら力をつけてきた。大垣にも“出稽古”に行くなど、積極的に様々な選手と触れ合う機会をつくっている。
 「CSCの冬期移動では、北日本の先輩がたくさんいる。今回は大垣にも行かせてもらって、いろんなところでたくさん吸収したい。冬期移動に行かせてもらったそのおかげでS級も取れたと思う」
 前期のA級1、2班戦でも圧倒的な先行力で、相手をねじ伏せるようなタイプではなかった。それだけに発展途上。まだまだ伸びしろを持っている。
 「(S級で)どこまでやれるかなって。勝つためにはもっとバック数を増やしていかないと。それで(別線が)コイツと当たったら嫌だなって。失うものはない。そういう意味では、今回は2、3日目が本当にもったいなかった」
 まだ方向性も定まっていない未知なる可能性。大化けするかは、これからの斉藤自身にかかっている。

2025年1月28日 更新

積極策で道を切り開く

斉藤 樂

斉藤 樂

 デビュー後はルーキーシリーズこそ未勝利に終わるも、チャレンジでは先行、まくり、飛び付きと多様な戦法を駆使して勝ち星を量産。機動力もさることながら、器用さも兼ね備える北日本のホープだ。
 「ルーキーシリーズはボコボコにやられてダメだった。でも、すぐに気持ちを切り替えてしっかり練習しようと思えて、チャレンジ戦は(昨年10月の)小松島の落車を除いて、すべてで確定板には入れたし良かったと思う。(自分の)ヨコの動きに助けられたり、泣かされたりしましたね」
 そして昨年12月にはレインボーカップチャレンジファイナルに出場。単騎戦ながらも見事に勝利を飾った。
 「単騎で車番も悪かったし、厳しい戦いになるとは思っていた。師匠(荻原尚人)から単騎で自分から動くことはするな、と言われていて、初手は車番なりに仕掛けそうな雰囲気があった梶原(海斗)さんの後ろを狙っていた。案の定、梶原さんが仕掛けてくれて2コーナーぐらいには出切ってくれて、もうその段階で勝てると思った」
 一発勝負をモノにして特別昇班を達成。勢いそのままにA級1、2班戦でも活躍を続けるかと思われたが、壁に突き当たる。
 「(12月取手の)初日は突っ張ってまくられて2着。自分のラインの後ろの選手には抜かれなかったけど、逃げ残りたい気持ちが強くてペースを落としていたことがまくられた原因。あまりいい内容ではなかった。2日目と最終日は中団を取れたけど、まくりが一切出なくてダメでした。レースの流れがチャレンジと違ってきれいすぎて、流れに逆らうと力を発揮できない」
 挫折を味わった斉藤樂は、師匠のアドバイスを胸に、今後は積極策を誓う。
 「自分は脚質的にも兄デシの(阿部)拓真さんに似ていると言われている。今でこそ拓真さんも自在に動いているけど、昔はバック本数が20本ぐらいあったと聞いているし、今は自分もそういう走りをしていくことが大事なのかなと思う。師匠からも、これからはとにかく積極的に走れ、と言われたしそういう走りをしていくつもり」

2024年1月7日 更新

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