大竹慎が連勝で締める

　３日目は目標の永田隼一が赤板から先行する絶好の流れ。まくってきた今藤康裕をきっちり止めた9大竹が鋭く追い込んだ。
　「永田君が頑張ってくれたし、今日はすんなりの展開でしたから。ピンク（今藤）がいいスピードで来たし、前に出られそうだったので止めにいきました。内に戻ったら永田君も失速していたので、前に踏むしかなかったですね」
　２日目は競られて大敗したが、番手をすんなり回ったときの鋭い差し脚は５０歳を迎えた今もなお健在だ。
　「富山はやっぱり難しい。昨日のようなレースだと厳しいし、展開が半分以上、左右しますね」
　最終日は1鈴木と2坂本の２分戦。競走得点で１０点の差があれば2坂本が軽くまくってしまうだろう。9大竹が直線できっちり差し切る。