去年のリベンジだ
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奥山記者
3竹村は前検日に「間隔が空いたので練習はしっかりしてきた。黄檗山帰りだった前回より100パーセント状態は良いです」と宣言していたが、その言葉通り、初日は軽快な動きを見せて連を確保した。展開が向いたのも確かだが、「踏み出した瞬間に行けると思った」と話すように感触も良好。
これで3竹村は2年連続で奈良記念の2予に進出する事になる。去年の2予では、あの村上義弘の位置に飛び付いて壮絶な競り合いを演じ、本線を不発に追いやった。結果的に自身は9着だったが、奈良の、そして全国のファンに大きなインパクトを残した。
あれから一年。「その時よりも(調子は)良い」ようで、地力アップも明らか。去年に続いて地元番組のアテ馬となったが「逆にチャンスですよ。他のレースよりもやり易い気がします」。おまけに冬期移動先のCSCで、ともに練習している5土屋が援護役と、3竹村にとって好材料が目白押し。昨年以上のパフォーマンスを見せてくれる事は必至で、総力戦で準決の権利をつかみ、去年のリベンジを果たす。