酒井拳が汚名返上
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権田記者
前のレ―スで清水裕が散る不穏な流れを引き継いでしまったのか、まさかの優参失敗に終わった3酒井。デビューから決勝を外したのはもちろん、これが初めて。後続がモツれる展開に泣かされた形だが、初日に山田雅に楽に交わされたようにデキもそれ程なのかも。とはいってもここで負けは許されない。準決も迫る徳永哲に合わせて最後までしぶとく踏めていたし、最後は鬱憤を晴らす圧勝劇で力の違いを示して終わってもらいたい。マークは準決に続き9木本。そもそも9木本が3酒井のダッシュに離れ気味になったのが波乱の呼び水となっただけに、気合を入れ直していく。ここも超細切れ戦で、伏兵となりそうな選手を絞り込むのは厄介だが、好位キープから差し脚を伸ばす1旭を主に、6楢原が奮起しての2井上、S降りの5大久保、昨日も狙ったのでで8曽我部まで押さえてみる。