小野俊の仕事師ぶりに酔え
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- 的中率
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- 回収率
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権田記者
決勝は黙って1小野でいいか。4竹元とは準決に続いての連係。準決の4竹元は死ぬ競走ではなく、中団外併走から遅めの仕掛けだったが、当面の敵だった石口慶を内に詰めて何もさせず、一方で友永龍には好きに駆けさせてあっさりまくり切ったあたり脚だけでなく、レース運びにも格段の進化を感じさせる内容だった。決勝は敵に回したら厄介だった四国コンビがラインの3、4番手を固める盤石の布陣。中国勢との実質2分戦となった決勝も、竹元が予選でしてやられた6野崎にリベンジと今度は仕掛けるべきところで仕掛けてくれれば、あとは1小野は自分で何とかする。相手は動きの良さで3番手の3大崎と2田中を重視。2田中は6野崎の番手戦となったが、準決はまくりではなく、逃げて2着。降級2戦目以降の好成績はダテではない。予選のようにはいかないだろうが、練習仲間で気心知れた6野崎が再びクレバーな仕掛けで4竹元を苦しめるガッツをみせくれる可能性は十分。2田中の連浮上の可能性はかなりありそう。