記念初Vを掴む
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- 的中率
- 22%
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- 回収率
- 98%
竹内記者
2車の中四国ラインに南関コンビと単騎の2人。細切れのなかで、近畿勢だけが3車で勝ち上がってきた。もちろんS級S班の1村上の名前もあるが、番手を務めるのは3松岡。二次予選の野原雅也に続いて、準決は4稲毛を差し切り連勝で決勝にコマを進めた。
「(8月の)オールスターからフレームを換えて、一気に良くなるはずだったんですけど…。それがいろいろやって、だんだん良くなってきた。そういうこともあるけど、やっぱり(野原)雅也と4稲毛ですよ」
後輩の2人を称える3松岡だが、自身の調子も上げてようやく記念初優勝のチャンスが巡ってきた。5年前の12年、小田原での花月園メモリアルでG3優勝を遂げたが、その後は10回の記念優出がありながら優勝の機会に恵まれることはなかった。
「忘れられないうちにね」
これまでの近畿地区での貢献度や実績を考えれば、記念Vはあくまで通過点。強固なラインができあがったここは、しっかりとチャンスをモノにしてほしい。自信というよりは願いをこめて☆4つ。