充実ラインで挑戦
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- 的中率
- 10%
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- 回収率
- 54%
細川記者
「この並びは去年の宮杯(2予)でもありますね」。正念場の準決は弟子の3吉澤と4牛山で前後を固める強力な布陣を形成。連日、強さが際立つ強敵5新田を前にしても表情に余裕がある。「(青龍賞は)総力戦でやったけど失敗しました。でも気持ちは全面に出せたし(状態は)良くなってきていますね。相手も強いけどしっかりと戦いたい」と集中力を研ぎ澄ませる。
「新田さんには負けっぱなしなので頑張りたい」と意気込むのは先頭の3吉澤。ライン4車といっても積極タイプの1根田と踏み合えば、脚をタメる5新田の思うツボ。「もちろんまずは新田さんを警戒してのレースになるけど、根田君も調子が良いからスンナリと駆けさせたら厄介ですよね。判断が難しいけどレースの中で対応したい」と策を練る。淡白な5新田は後方にスンナリと下げてくれそうで、まずは中団確保が理想的だろう。5新田が後方から踏み込む前に3吉澤が仕掛けられれば、番手の7武田がの外を張りながら抜け出す。