高らかにV宣言
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- 的中率
- 15%
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- 回収率
- 85%
細川記者
前回寛仁親王牌で2勝を挙げて自信を深める5佐々木を狙いたい。
「前々回の小倉で自転車を立てかける台にトルーマンとブフリの間に自分の自転車が挟まれた時に、サドルの低さに気づかされた。そこから徐々にサドルを上げていって前橋では開催中に1センチくらい上げた。元々高校から競技をやっていてカーボンフレームの時はサドルが高かったから、そこに合わせる感じにしたら良くなってきた。普段の練習でもバンクに入るときはカーボンフレームで練習している。来月の地区プロに向けても練習しているし、今年はスプリントの優勝を狙っている。調子も良いし仕掛けることに迷いもないですから。勝つために練習でも追い込んできたし、金銭的にも勝たないとヤバいと思うように使い込んで自分を追い込んだ(笑)80万取りますよ」と自信たっぷりに優勝宣言。寛仁親王牌で十分に存在感を示したホープがライバルを蹴散らす。
点数トップの2小川は「競技は慣れていないしフレームも師匠(久米康平)のやつを借りて走る。スタートも苦手だし内枠だけど…」といつになく弱気で、エボリューションでV実績ある3山本が5佐々木の対抗格だ。
「たまにカーボンフレームを使って練習をしている。乗り慣れているピストの方が乗り心地は良いけど、カーボンフレームでもそこまで違和感はない。調子も上向いているし、先行有利なので残り一周からドカンと行きますよ」と昨年の別府記念のエボリューションで一周カマシで後続を6車身も千切って鮮やかに優勝している3山本と5佐々木でV争い。