全てを飲み込むスピード
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- 的中率
- 16%
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- 回収率
- 68%
細川記者
「来年こそはGPへ。YGPは今年最後のつもりでしっかりと戦いたい」と新時代を切り開く輪界のホープ3山崎はさらなる高みを目指している。初めてのG1となったオールスター競輪で見事にビッグ初優参。続く共同杯でも優参と超一戦級でも存在感は高まるばかりで、同世代で争いヤンググランプリでは優勝を誰にも渡さない。「単騎戦は苦にならない。静岡競輪場は初めてですけど、指定練習で乗った感じは軽かった。しっかり(優勝を)狙って力を出し切る」と包囲網を力ずくで突破してYGP制覇を達成する。
昨年のヤンググランプリは1/2輪差で惜しくも準Vの5太田は遜色ないスピードの持ち主で、「自滅だけしないように(脚を)タメてタメて狙いたい」と逆転Vへ意欲を示している。
不気味なのは3車で結束する愛媛勢で、先頭を買って出た7松本が人肌脱ぐ構えを見せている。「自分は来年も出られる可能性はあるけど、(佐々木)豪は今回が最後のチャンス。直前の練習でも豪が一番仕上がっていたし、一番チャンスのある位置かなって。相手も強いけど持ち味を出し切れるように」と果敢に攻めれば、1佐々木の台頭も十分可能だ。