エース古性優のV
-
- 的中率
- 18%
-
- 回収率
- 75%
久保記者
順当に勝ち上がった1古性が、和歌山の間に入って強力な布陣を敷く。初日に1古性は3南を庇いすぎて2着となっているだけに、ここは技量の甘さを見せるわけにはいかず、早くも挽回のチャンスがきたようなものだ。とはいえ、次走のG1全日本選抜へ3南とは転戦となるし、今後3南はG1の常連となる力を持つ選手だ。1古性は地元でエースの座を自覚しつつも、どこまでも『絶妙差し』にこだわる。3南にしても、3人も後ろに控えていれば、瞬発力は一級品の2岩本を出させないように踏み上げるので、結局は3南は末脚を削られて1古性7中野5三谷の近畿ストレートが本線になる。怖いのは、2岩本が巻き返せなかったときに、ヨコに厳しい9内藤が近畿ラインのどこかしらに激しく斬り込み割り込むと、大反乱が起こる要因となるだろう。あとは点数が7中野よりも高い5三谷が4番手に折り合ってはいるが、7中野と9内藤がからむような展開になれば、容赦なく差し場を突っ込み3着は十分にあるだろう。