近藤夏のまくり頃
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- 的中率
- 29%
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- 回収率
- 105%
笠原記者
8番手に置かれた準決勝の6近藤は打鐘の3コーナーから一気の反撃に出る。結果、出切れず大敗を喫したとはいえ、山崎賢との踏み合いは見応えがあった。
「8番手になってしまったんで、思い切って行きました。出切れるかと思ったんですけどね。あとちょっとでした。でも、体はしっかり反応しているし、感じはいいですね」
記念2度目の挑戦。前回の松阪記念は一次予選で敗退したことを考えれば、格段に進歩している。
「前回はまったく通用しなかったので、今回は最終日まで残れればって思っていたんですけどね。まさかこんなに上のクラスで走れるとは。110点台の先行選手と対戦できて、かなりいい経験をさせてもらってます。精神的にも成長できている」
最終日は8小川の後位が初手から競り合い。6近藤に流れは向きそうだ。
「自力でしっかり力を出し切るレースをします。タイミングを逃さずに仕掛けたいですね」
6近藤の持ち味が最大限に生きるレース形態。得意のカマシ、まくりで一撃を見舞う。