練習仲間の絆
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- 的中率
- 21%
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- 回収率
- 62%
細川記者
初日から連日、単騎での戦いを強いられていた2浅井だが大事な準決は練習仲間の9柴崎とのタッグに表情を緩ませる。
「もちろん淳へ。去年(の寛仁親王牌の準決)は淳が2周駆けて、自分が番手から出る形になったけど、今年はここまでにお互い調子も上がってきているし2人で決勝に乗りたいですね」と練習仲間で誰よりも9柴崎の仕上がりの良さを
知っているからこそ、最大限に持ち味を引き出すリードで決勝進出を目指す。
もちろん、デキの良さが際立っている9柴崎もそのつもり。
「名古屋のオールスターは決勝に乗るつもりで行ってダメだった。松阪(共同通信社杯)は決勝に乗れましたけど、やっぱりG1ですよね。2日目から新車に換えて少し重さもあったけど色々と掴めたのは収穫。浅井さんが内枠なので車番的にも悪くない。これチャンスありますね(笑)。相手も強いから自分の調子うんぬんだけでは勝てない。自分に流れが向くように走らないと勝てない。それが〝競輪〟なので。しっかり考えて組み立てます」
自分の調子の良さにもおごることなく、緻密にレースを組み立てて2浅井と共に決勝進出を目指す。