地元の意地
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- 的中率
- 21%
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- 回収率
- 45%
細川記者
大会4度の優勝実績を誇る1荒井は前検日から舌好調。〝荒井節〟連発で、すでに戦いは始まっているかのような言葉巧みな攻防戦で、5中川に空気を入れる。
「1月から2月、3月と追い込んでやってきたけんね。あとは神頼みっしょ(笑)。だって(中川)誠一郎だってわかっとるもん。ここがどこかってね(笑)。先行しろなんて言わんけど、誠一郎は踏めば勝手に自転車が進む。ちょっと早く踏んでくれればええから。それで構わんけんさ。だってそこ(大会5度目の優勝)しか考えとらんもん」
任された5中川は前回前橋を欠場しているが問題なし。
「(家事都合で)早めに断っていたし、準備はできました。前回の決勝はまさかの先行でした。だって菊池(岳仁)君があそこ(戸田洋平)だけは出させず突っ張るとおもったのに出させたから慌てて仕掛けました。でも逃げ切れたので悪くない。初日は先行になるかは流れ次第ですけど、行くべきところで仕掛けられるように」
近況は仕掛けが早くなっている5中川が一気に攻め切れば、1荒井がゴール寸前で差し切る。