- 原田
- 研太朗
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今度こそ準決の壁を破る
昨年は3月京王閣ダービーを皮切りに3度のビッグ優出と一気にブレイク。今年からはG1でも初日特選からスタートし、2走目は優秀戦を走るなど勝ち上がりは理想的だが、「スケベ心を出しすぎなんですかね」と、あと一歩のところで決勝進出のチャンスを逃し続けている。
「準優には行けてるけど、決勝に乗れてないのはある。今年はもうひとつ波に乗れてないですね」
現状を打破するために4月函館F1からはギアを3・86に、全プロからはパイプを換えた新車を投入した。
「ギアは92から下げたけど、意外といい感じ。新しい刺激が欲しくて換えたフレームは流れがあって上でやるにはいいかも。前のほうがまくりの切れはあるので、まだどっちで行くかは分からないですけどね」
今回も特選から、そして初の白虎賞からスタートする。「後半戦になればなるほど周りは仕上げてくる。僕も遅れを取らんように。そろそろ決勝に乗りたいです」。今度こそ準決勝の壁を打ち破って、波に乗りたい。