新山響が堂々逃げ切る

新山響平
特進2場所目の新山が、107期2人目のS級優勝を無傷で遂げた。初手は新山―澤田、山本―濱田、谷口―森川―濱口―三宅、金子の周回。動いたのは赤板前から。谷口が上昇すると、新山は誘導を下ろして突っ張って出た。谷口は一瞬ひるむが、打鐘を目掛けて再度アタック。しかし、新山はこれを許さない。新山が主導権を握るなか澤田が離れ、番手に谷口がはまる展開に。隊列が乱れ、以下は澤田、森川、山本…でホームを通過すると、森川が2角から自力に転じて反撃。森川はジリジリと迫ったが、新山が強烈に踏み直して逃げ切り勝ち。