五十路の大竹慎がV
五十路の大竹が昨年3月豊橋以来の優勝。初手は阿部―西田、田中―大竹、坂本―山崎―山田、古屋―手島で周回。青板バックから古屋が上昇すると、坂本もこの動きに続く。赤板で押さえにかかる古屋に対し、前受けの阿部は突っ張って先頭は譲らず。古屋が中団に下がって態勢を立て直す一方で、7番手から坂本が仕掛けると、打鐘で阿部を叩いて先制。今度は出させた阿部が3番手を確保するが、立て直した古屋が詰める勢いで打鐘4角からアタック。坂本も合わせて最終ホーム前からスパート。古屋は好回転で前団に迫るも、山崎のうまいけん制でスピードが鈍る。前がやり合う中、田中が2角8番手からまくる。対して山崎も番手発進。直線入り口で山崎をねじ伏せて田中が先頭に立つと、余裕を持って追走の大竹は外を踏んで差し切った。