北勢中心も大接戦だ
静岡ダービーの裏開催でトップクラスは不在。誰にでもチャンスがありそうだが、そろった北勢を軸にしたい。坂本周輝は1月宇都宮で実質先行一車の利を生かしてS級初優勝と最高の新年スタートを切った。その後のF1戦も優参が目立ち、3月岸和田では箱田優のVを引き出す逃走劇をみせた。ならば番手を回れそうな山崎将幸に好機か。S級復帰の今期はコンスタントに優参と状態も良い。さらに山田敦也も動ける2人との連係でV狙う。
関東勢も同様にメンバーはそろう。先兵の雨谷一樹が4月名古屋で落車も、ここまでには戻せるか。援護役には山下渡、手島志誠で、山下は川崎記念2着の最終日に平原康のまくりを差す大ヒットを飛ばしている。
3月西武園で13年6月豊橋以来のVと、復活への第一歩を踏み出した永井清史も援護はやや手薄ながら、侮れない一車となりそう。自力も戻りつつある五十嵐力と安定感高い水書義弘の南関タッグに、田中誠もV争いだ。