• 青森競輪場全プロ記念競輪5/26〜5/27

後記 FⅡ 青森 05/26

関東が結束力を誇示

平原康多

平原康多

 平原選手が逃げた吉澤選手の番手からまくりを打って1着。木暮選手と関東ワンツーを飾った。

 前回の京王閣記念を完全V。1月の立川記念以来、今年2度目の優勝でようやく軌道に乗り始めた平原が、ラインの結束力で巡ってきたチャンスをモノにした。
 「(吉澤)純平にスイッチが入っちゃった。すごい力を見せつけたレースだった」
 京王閣でも平原、木暮を付けて敢然と風を切った吉澤に、迷いはなかった。吉澤がそのまま徐々にペースを上げると古性が打鐘の2センターから襲い掛かる。
 「結果的に浅井の絶好のまくりごろになって、どの辺まで引きつけてっていう感じだった。ちょっと引きつけすぎたかなと」
 最終1角で古性を振って間合いを取ると、今度は浅井が好スピードでまくって来る。「(番手から)出る予定がなかった」と、ギリギリの判断を迫られた平原は、わずかに浅井に出られながらも、番手まくりで瞬時に加速。合わせ切って先頭でゴールを駆け抜けた。
 「出る予定がなかったぶん、テンポがズレた。でも、そこから踏み勝てたんでよかった。武田(豊樹)さんは(スーパープロピストレーサー賞の)勝率がすごい高いイメージがある。今回はいなかったんで関東で引き継ぎたかった」
 スーパープロピストレーサー賞を4度制している武田が、今シリーズはいない。武田不在を埋める関東勢の奮闘を木暮とのワンツーという形で結実させた。
 「高松宮記念杯に向けて気持ちが入っているのが出たんだと思う」
 関東からは誰一人決勝に進むことができなかったダービーでは、近畿の“お家芸”、ラインの競輪をまざまざと見せつけられた。その悔しさを胸に平原が、6月の高松宮記念杯に照準を絞っている。
 古性に押し込められた木暮だったが、冷静に対処して2着。
 「ラインの役割分担が決まっているんで、それをしっかりやれた」
 浅井のまくりに乗った吉田は、直線で外を伸びるも3着まで。
 「浅井が強かった。タラればだけど、平原じゃなければまくってましたね。俺もよく付いていった」
 一度は平原よりも前に出た浅井だったが、合わされて5着。
 「自力を出していいレースはできた。吉田さんも自力があるので、それ以上のことができるか、しっかり仕掛け切るかだった」

Race Playback

レース展開1

レース経過

誘導員 : 鹿内翔

 号砲で各車見合った状態から中村が出て行く。それを追った浅井が正攻法の位置に収まる。浅井-吉田が前団、吉澤-平原-木暮で中団を形成、単騎の中村がこれに続き、古性-佐藤-成田が後攻め。 残り3周の青板から古性が上昇。古性に並ばれた浅井は車を下げる。今度は吉澤が踏み上げ、赤板から先行態勢を取る。単騎の中村が4番手、古性は5番手、浅井は8番手の一本棒に。ペースを上げる吉澤に対し、打鐘の3コーナーから反撃に出た古性は3番手に追い上げる形で木暮と激しくからむ。そこを浅井が2コーナーからまくり上げる。3コーナーから番手まくりを打った平原が浅井を合わせ切り、先頭でゴールを駆け抜けた。平原後位を死守した木暮が2着に続き、浅井の後ろから伸びた吉田が3着。

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