豪快に小嶋敬が完全V
初日特選を逃げ切り、準決はまくって連勝で勝ち上がった小嶋が決勝も魅せた。小嶋―山内、渡邉、藤木―大坪、堀内―鈴木―神山―吉田から、赤板で堀内が動くと、合わせて藤木も上昇。先に藤木が小嶋を押さえた上を、打鐘前に叩いて堀内が先制する。藤木は関東勢をそっくり出して5番手、小嶋は7番手に。堀内は徐々にペースを上げていくが、ホームから小嶋が反撃。波を作っての鈴木のけん制も乗り越え、小嶋は3角で堀内を飲み込んだ。小嶋が踏み出してすぐに山内は離れていて、小嶋は独走状態。上がり11秒3の好タイムで、16年7月小田原以来のF1戦Vを飾った。