総合力で優る松谷秀
多彩な戦法を駆使して高いレベルの戦歴を残している松谷秀幸が本命。地元の平塚ダービーでは着、惜しくも決勝進出は成らなかったものの、力強い走りを披露していた。超ド級の自力型が不在のここは、好位キープしてのまくりで優勝をものにしよう。いぶし銀マーカー・渡邉晴智が松谷を援護する。3月京王閣では根田空の逃げを差して今期2V目をゲットすると、ダービー最終日は和田真の快速まくりにきっちり続いて2着。松谷も後ろを仕事人が固めるのなら安心して走れるだけに、南関ワンツー決着は有力だろう。
小嶋敬二の単にも食指が動く。48歳の大ベテランながら、仕掛けがツボにはまった時の破壊力はまだまだ強烈だ。準備万端で臨んだダービー着、2走目は3番手確保からのまくりで吉田拓を着外に沈めた。
鈴木庸之、堀内昇の関東機動型も魅力。鈴木は4月函館G3で決勝3着のヒットを飛ばしている。タテ脚復活の藤木裕にも警戒。