番手まくり決め蒔田英
坂本―中田―中村、武藤―尾崎、山本―蒔田―近藤―加藤の順で隊列は整う。青板2センターから動き出した山本は、赤板ホームで勢いよく坂本を叩く。南関勢に武藤が追い上げ続き、坂本は8番手に。長いラインを率いた山本は緩めることなくペースを上げていき、隊列を一本棒にして最終回に入る。山本がハイペースで飛ばす中、2角から武藤がまくるが、山本の余力を見極めた蒔田はバック番手まくりで応戦。3角で先頭に立った蒔田は追撃を振り切り、16年6月松戸以来のVを飾った。まくった武藤は近藤と絡んで伸びず、2着には坂本の仕掛けに乗った中田が強襲した。