坂本貴が地元Vを狙う
地元の坂本貴史がシリーズリーダーを務める。6月取手G3の初日特選で、野原雅をまくって2着に入ると、そこから怒涛の巻き返し。続く松山で11場所ぶりの決勝に進出し、7月函館では着。さらに、同月大垣で落車のアクシデントはあったが、昨年10月京王閣以来の優勝を飾った。今回も、この勢いのままホームバンクでVをつかむ。地元同士の鹿内翔がしっかり続いてワンツー決着だ。
A級で好成績を連発し、今期がS級初挑戦の原口昌平は、7月福井記念で2勝をマーク。特に3日目は打鐘から先制して逃げ切る好走を見せた。また、その原口が目標の松尾信太郎も、7月小倉の吉岡稔真カップでライン4番手から直線で鋭く伸びてホーム戦Vと、大波乱を演出した。福岡コンビにも期待できそうだ。
スジの機動型は手薄だが、江守昇、近藤保の千葉コンビに加藤圭一のそろった南関勢も軽視できない。タテ脚兼備の大川龍二も、好調ムードで見逃せない一車だ。