吉本卓が2年4カ月ぶりのV
吉本卓仁が17年5月の福井以来、2年4カ月ぶりの優勝を飾った。初手は吉本-前反祐一郎、松村友和、山中秀将-齊藤竜也-二藤元太、永澤剛、小原唯志-朝倉佳弘の並びで落ち着く。
青板の3コーナーから上昇した小原に合わせて山中が中団から動いて赤板の1コーナーで先頭に立つ。ピッチを緩める山中を2コーナーで小原が押さえて駆ける。南関ラインを追走していた松村は打鐘の3コーナーで内をすくって番手勝負。朝倉の位置を狙いにいく。前団がもつれたところを山中が2コーナーから一気にまくる。南関3車で綺麗に出切ったが、このラインを追う形から吉本がイエローライン付近を強襲。山中をゴール寸前で逆転した。