復調山中秀が勝ち切る
復調の山中秀将が本命だ。あと一歩で勝ち切れないレースが続いているものの、個人上がり11秒0でボスに迫った7月函館の決勝などタテ攻撃の破壊力は強烈そのもの。しかも、僚友の矢口大樹が勝ち上がれば番手回りが有力だ。8月川崎G3では連係が叶わなかった分もと矢口が奮起の走りを見せそうで、より優位に運べる。地元の齊藤竜也、近藤俊明が続く南関勢がラインの総合力でも抜けている。
他は横一線。藤井栄二―東口善朋の近畿勢、吉本卓仁、山形一気、三宅達也らの西勢、佐藤博紀―伏見俊昭の北勢、小原唯志―朝倉佳弘の関東勢に、廣田敦士とどこも組み立て次第で浮上は十分ある。