岩津裕が3年7カ月ぶりのV
岩津裕介がG1初制覇を果たした16年8月オールスター以来となる3年7カ月ぶりの優勝を飾った。レースは吉澤純平-池田勇人-櫻井学、岩津-西田雅志-堤洋、小酒大勇、冨尾享平、今藤康裕の順で周回。
最終ホームを迎えても誰も動かない。前受けの吉澤は誘導員との車間を空けて、別線の出方をうかがう。7番手にいた単騎の小酒がしびれを切らして最終2コーナーからスパート。吉澤がこれに合わせて踏み上げる。合わされて浮いた小酒に上手く対応できなかった池田は吉澤との連結を外してしまう。中団を回っていた岩津がもつれた前団を目標にバック過ぎから外を踏み上げて吉澤に急追。追い付く勢いで直線一気に抜け出した。西田、堤がこれに続いて2、3着に入り、中四国勢で確定板を独占した。