パワー溢れる吉澤純
パワフルな自力攻撃で他の自力型を圧倒している吉澤純平が本命。最近の吉澤は調子良好で、全日本選抜は8181着と二次予選、最終日特選と2勝している。続く2月立川の決勝は逃げ切って今年初Vを飾り、武田豊と師弟ワンツーを決めた。当所は広々とした長走路なので、今の脚勢なら多少の不利があっても挽回できるはず。底力の違いを見せ付ける。池田勇人も自力主体の競走だが、吉澤と一緒なら前を任せるのでは。当所は昨年11月に参戦して513着、準決は小林泰のまくりを差して勝っている。吉澤の仕掛けが早まるようなら逆転も。
戦歴を高いレベルでまとめている岩津裕介の単にも食指が動く。1月大宮記念、2月松山、3月玉野記念は決勝に乗っているし、全日本選抜は2841着と2連対。スジの自力型は手薄だが、的確なコース選択と鋭い差し脚で優勝争いに加わってこよう。
藤井昭吾、小森貴大と積極的な自力型を2枚擁する近畿勢。動向には注目したい。