浅井康が貫禄のV
浅井康太が連日、圧倒的な人気に応えて完全優勝を達成。9年ぶりのF1シリーズ参戦で貫禄の違いを示した。
レースは浅井-坂口晃輔、松岡貴久-桑原大志、南潤-川村晃司-神田紘輔-渡辺十夢、菊池竣太朗の順で落ち着く。赤板前から南が一気に上昇して先行態勢を取る。単騎の菊池は内をすくって近畿勢を追いかける。最終ホーム前に1車外を追い上げた浅井は菊池と外併走の態勢となり、2コーナーから一気にまくり上げる。番手で車間を空けていた川村を楽に乗り越えて3コーナーで先頭に立った浅井がそのまま力強く押し切って完勝した。浅井マークの坂口がしっかり続いて三重ワンツー決着。この2人を追いかけた松岡が3着に入った。