• 広島競輪場F1シリーズ8/9〜8/11

SV FⅠ 広島 08/11

危なげなく北津留翼が完全V

北津留翼

北津留翼

 決勝は北津留翼の先行一車。勝機を逃さず、1月松山以来のVを3連勝で飾った。
 号砲で西岡拓朗が出て、西岡-吉永和生の地元コンビが前受け。単騎の吉岡篤志が続き、北津留-紫原政文-小岩哲也-塚本大樹の長い九州勢が4番手以下を占める。赤板手前で北津留が動く。ゆっくり上がってくる北津留に合わせて西岡も誘導を交わして踏み出していく。北津留は押さえて前に出ようとするが、西岡はペースを上げて出させない。打鐘3コーナーまで来たところで、西岡は北津留を弾いて突っ張り先行を敢行。外に浮いた北津留だったが、そろった援軍を背にすぐに4番手に戻って態勢を整える。北津留の反撃は2コーナーから。吉永のけん制を問題にせず、バック手前であっさり西岡をまくり切った。離れかけながら紫原が続く一方、小岩は口の空いた吉永の後ろに降りると、そのまま広島コンビの内をすり抜けていく。3コーナーでは九州4人が再びドッキングして直線へ。北津留がそのまま押し切ってV。紫原は一杯で、3番手から伸びた小岩が2着に入った。

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