スピード光る北津留翼

北津留翼
S級中堅クラスによるV争い。直近4カ月の競走得点トップは北津留翼の106・76。北津留は自力攻撃の破壊力なら今シリーズ最上位だし、6月松山着、7月小松島記念1着と最近の動きもいい。7車立はスピードレースになりやすいのも北津留には追い風なので、競走得点を素直に評価して中心視。北津留には同じく小倉がホームの柳詰正宏が続こう。やや勝ち味に遅い柳詰ながら食い下がりはしぶとく、7月小松島記念では3着とまとめた。大ベテランの紫原政文は6月小倉、7月別府ともに2着と差し脚好調だ。
地元の佐伯辰哉は意地を見せたい。北津留とは7月小松島記念の予選2で対戦している。正攻法の北津留に突っ張られ、3番手で立て直してまくるも不発と完敗を喫しただけに、リベンジに燃えているはず。同県の西岡拓朗、伸びが良くなってきた友定祐己が佐伯を援護する。
今野大輔、松岡孔明らは展開がもつれないと厳しいか。