20年最後の覇者は山本伸
山本伸一が20年最後のF1戦を制覇。同時に正月の優勝でもあり、新年好スタートを切った。
実質2分戦模様で、河端朋之-小倉竜二-久米良の中四国勢が前受けし、4番手に単騎の地元・金子貴志、石塚輪太郎-山本伸一-鷲田幸司の近畿勢は後攻めとなって周回を重ねる。赤板周回に入って石塚が上昇を始め、赤板経過と同時に誘導を切って前に出る。金子は切り替え、引いた河端は5番手に。河端はすぐに車間を切って反撃の機会を窺うが、詰めた2センターで石塚がペースを上げると、まくりに構える。河端が仕掛けたのは最終1センターから。しかし、態勢を整えていた山本がバック番手まくりで応戦する。鷲田が遅れ、河端は山本の番手に追い上げる格好となったがそこまで。3コーナーから小倉が河端のインをすくってくる。直線では山本と小倉の一騎打ちとなるも、山本が追撃を許さず押し切った。