鋭脚小倉竜に好目標
本命に推した小倉竜二は44歳のベテランながら差し脚に陰りは見られない。11月防府記念着、競輪祭着、12月別府記念着と高いレベルで成績をまとめている。しかも今節は中四国スジで河端朋之を目標にできそうなだけに、展開の利も得られる公算が大きい。河端とは高松宮記念杯の西日本二次予選で連係していて、逃げた河端を小倉が差してワンツーを決めている。その河端は相変わらず末脚の粘りに課題を残すが、ワールドクラスのスピード、ダッシュ力にものを言わせて主導権を握るレースが多い。
当所ホームの金子貴志は竹内雄作とタッグを組み地元Vを目指す。金子は競輪祭、12月千葉記念in松戸ともに2連対を果たしていて調子はまずまずだ。竹内がいつも通りの積極策でレースを支配すれば、金子が首位に躍り出る場面は大いにあろう。
稲垣裕之、山本伸一、川村晃司の京都トリオに松岡健介とそろった近畿勢も侮れない。機動力がある選手ばかりなので、幅広い作戦が立てられるのは強み。